ココ・アヴァン・シャネル

こんにちは。会長です。


会長、ファッション大好きでして、勉強のために『ココ・アヴァン・シャネル』を見てました。

たまたま吹き替えで。


そうしましたら、途中から出てきたハンサムな「ボーイ」、聞き覚えのある声じゃありませんか。

クレジットを確認したら、やっぱり咲野さんでした!!


スマートな紳士の役もこなす咲野さん、もしかして、やっぱり、すごいお方なのでは!!??


以下、映画の感想です。



シャネルといえば今でこそ一大メゾン、聞いたことがないなんて人はいないんじゃないでしょうか?

黒をデイリーづかいにしたのも、パンツスタイルを確立したのも、マドモアゼル・シャネル。コスチュームジュエリーを提唱したのも彼女です。

しかしその型破りで頑固な性格は、彼女の人生を”普通の女性”のものとは違う道にしました。

親に捨てられ、孤児院で育ったガブリエル・シャネル。「ココ」の愛称は、大人になった彼女がクラブで歌っていた十八番の歌のタイトルでした。

親もない、金もない、ツテもない彼女は、そこから紆余曲折を経て、嘘も交えて、城に住むこととなります。

しかし社交界で見た女性たちは、着飾り、嬌声を上げながら男にされるがまま…。身動きもままならないドレスをまとい、夫に養われ、パーティーに繰り出しては場を盛り上げ、仕事を”しなくていい”…それはガブリエルにとって、全く魅力的ではありませんでした。

「仕事をしたいの」このセリフは劇中で何度も出てきます。女性は男性に養われるべきという価値観が支配する時代、ガブリエルは男性にいいようにされるのではなく、自分も一人の人間として働くのだと強い信念を持っていました。

咲野さん演じる「ボーイ」は、そんなガブリエルのよき理解者で支援者で…



この映画には出てきませんが、会長が趣味で調べたコスチュームジュエリーの教科書には、ガブリエルのこんなセリフが出てきます。


「コスチュームジュエリーを身に着ける女性は、宝石につられて男性に金で買われることも、騙されることもない自立した女性である」


ガブリエルの自立した女性への確固たる理念と、男性主義へうがった風穴。


ううん、会長、見終わったあとクローゼットを断捨離しちゃいました。

マドモアゼルから叱られそうで。。。


「レスイズモア」シンプルに、ですね、マドモアゼル!


(会長)

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